- 1.他者の悲しみの体験について知る
- 2.故人にできたことを思い出す
- 3.あなたの今の気持ちを誰かに話す
- 4.あなたの気持ちを手紙に書く
- 5.体によいことをするように心がける
- 6.周りの人の助けを受け入れてみる
- 7.ひだまりの会などの集まりに参加する
グリーフケアとは
グリーフケアの定義は、まだ、専門家の間でも定まっていませんが、一つの定義として「重要な他者を喪失した人、あるいはこれから喪失する人に対し、喪失から回復するための喪(悲哀)の過程を促進し、喪失により生じるさまざまな問題を軽減するために行われる援助」というものがあります。そして、グリーフケアを提供するものとしては、(1)家族や親族、友人・知人、(2)遺族同士、(3)医療関係者・宗教家・葬儀関係者、(4)精神科医やカウンセラーなどの専門家、(5)公的機関、(6)その他(傾聴ボランティアなど)があげられます。
様々な反応があらわれます
死別後にみられる心身の不調の多くは、通常の悲嘆と呼ばれる一時的な反応であり、不適応症状ではありません。通常の悲嘆は、(1)睡眠障害や食欲減退、疲労感などの身体反応、(2)悲しみ、怒り、抑うつ、不安、無気力感、罪悪感、自尊感情の低下、孤独感などの情動反応、(3)混乱・動揺、集中力の低下、探索行動などの行動的反応に分類できます。正常反応である通常の悲嘆に対して、ときに、うつ病性障害、外傷ストレス障害(PTSD)、不安障害など精神保健上の疾患が独立して、あるいは合併して生じることがあり、その場合は精神科的な治療を要します。
悲しみを癒すために
死別の悲しみをすぐに和らげる<特効薬>はありませんが、次のアドバイスは、あなたの悲しみを和らげ癒すためのヒントになるかもしれません。
「7つのアドバイス」
参考文献:古内耕太郎・坂口幸弘共著「グリーフケア」毎日新聞社 坂口幸弘著「悲嘆学入門」昭和堂
公益社の遺族サポート“ひだまりの会”
公益社は、社会貢献活動の一環として、2003年12月に「ひだまりの会」を設立し、長年にわたり遺族のサポート活動を行ってきました。以来、その活動を通じて蓄積されたノウハウにより、「グリーフサポート」「ライフサポート」「ボランティアサポート」と、段階的な遺族サポートを実現いたしました。そして、2009年12月のひだまりの会有志によるNPO法人遺族支え愛ネットの設立により、公益社は、心理療法などを取り入れグリーフケアの高度化をめざし、遺族支え愛ネットは、ライフサポート充実のために各地域での見守り活動などに取り組むという、それぞれの立場を生かした協力体制を創りあげることができました。今後は、さらにグリーケア普及のために、医療・福祉・教育関係者、宗教者との連携をよりいっそう進めてまいります。
- グリーフケア ─見送る人の悲しみを癒す─
~「ひだまりの会」の軌跡~ -
この書籍は、「ひだまりの会」が取り組む遺族サポートの試みを、遺族の体験談を交えながら理論と実践の両面から詳しく解説しました。今回の出版により、グリーフケアの普及と啓発、そして幅広いネットワークによる連携につながることを期待しています。
著者名:古内耕太郎・坂口幸弘共著
発 行:毎日新聞社
発行日:2011年3月目次
第1章 遺族を支えるグリーフケア
第2章 ひだまりの会とグリーフケアの軌跡
第3章 葬儀とグリーフケア
どんな些細と思われることでも、
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葬儀のあとも
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身の回りのことから専門的な手続きまで
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