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賽の河原とは?意味・由来に関する基礎知識

賽の河原とは?意味・由来に関する基礎知識

人は亡くなった後、三途の川を渡ってあの世へ行くという話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。三途の川の手前にあるのが、賽の河原(さいのかわら)です。賽の河原では、幼い子供達が石を積み上げています。一日中石を積み上げ続けても、鬼に蹴飛ばされてしまいます。それでも子供達は一日中石を積み上げ続けなければなりません。子供達はなぜ賽の河原で石を積み上げ続けなければならないのでしょうか。仏教の教えである、賽の河原とは、その意味や由来についてご紹介します。

【目次】
■賽の河原とは?
■賽の河原の類義語
■賽の河原は存在する
■賽の河原を訪れる際に気を付けること
■三途の川とは?
■日本の三途の川
■世界の三途の川
■まとめ

賽の河原とは?

す。そして、子供達は親よりも先に亡くなってしまった罪を償うために仏塔を作っているのです。

子供達が石を積み上げても鬼がやってきて壊してしまいますが、これには理由があると言われています。鬼は無意味に積み上げた石を蹴っているのではなく、子供の祈りが親に届いていないからという説があります。親が子供の死を悲しみ苦しんでいる間は、子供は賽の河原で石を積み上げ続けなければならないのです。

賽の河原の由来


●賽の河原と五逆罪
賽の河原にいる子供達は、現世にいる親のために「一つ積んでは父のため、二つ積んでは母のため」とつぶやきながら石を積んでいます。これは仏教の教えによるもので、親よりも先に亡くなることは五逆罪(ごぎゃくざい)の一つとされています。五逆罪とは、五種類の重い罪悪のことです。

<五逆罪とは>
・「殺父」・・・父を殺すこと
・「殺母」・・・母を殺すこと
・「殺阿羅漢」・・・悟りを得た聖者を殺すこと
・「破和合僧」・・・僧団を破壊すること
・「出仏身血」・・・生身の仏陀の身より血を出すこと

五逆罪を一つずつ見て行くと、「親よりも先に亡くなること」というものはありませんが、子が死ぬということは親を苦しめる罪であると考えるからです。

●賽の河原に現れる地蔵菩薩
子供達は罪を償うため、現世にいる親のために功徳を積もうとしているのですが、鬼によって石塔は崩され無駄な努力を続けます。それだけではなく、賽の河原の話には続きがあります。諸説ありますが、よく知られているのは子供達の前に地蔵菩薩が現れて、子供達を救ってくれるという話です。子供達の前に現れた地蔵菩薩は「私を冥途での親だと思いなさい」と言い、抱きしめてくれます。地蔵菩薩によって命を救われた子供達は無事に成仏することができます。

昔は出産時に母親と子供が命を落とすことや、成人することなく亡くなる子供が多く見られました。しかし、親よりも先に亡くなった子供達が賽の河原で辛い思いをしていることに心を痛める親もいました。地蔵によって子供が救われるという話から、地蔵は安産や子供の病気の守り神として今も敬われています。関西地区では今でも子供のお祭りとして「地蔵盆」が行われます。

賽の河原の類義語

賽の河原は「無駄な努力」や「きりがないこと」と言い換えられますが、ギリシャ神話にも同じような話が存在しています。ギリシャ神話に「シジフォスの岩」というものがあります。シジフォスはギリシャ神話の英雄で悪賢い性格でした。ゼウスを欺き死神タナトスを捕らえ、ハデスを騙すなどの行為によりゼウスの怒りにふれ、死後地獄に落とされました。

大石を山頂まで押し上げるという罰を受けましたが、大石は山頂まであと一息というところで必ず転げ落ちるのです。ゼウスを欺いた罪によって、シジフォスは山頂に押し上げることのできない石を永久に運び続ける刑に処されました。あと一息のところで鬼に蹴られてしまう石を積み上げ続ける賽の河原の子供と類似しています。

賽の河原は存在する

日本には、三途の川という名前の川がいくつかあり、賽の河原と名づけられた場所も存在しています。

青森県 正津川(しょうづかわ)


青森県にある恐山(おそれざん)は、パワースポットとして人気の場所です。恐山を通る正津川(しょうづかわ)は、三途の川とも呼ばれています。恐山はスピリチュアルスポットでもあり、死者を供養する場所としても知られています。イタコと呼ばれる死者の霊を呼び出すことができる巫女がいることでも有名です。恐山には地蔵菩薩が祀られていることからも、賽の河原との関連性を感じられます。恐山の賽の河原は参拝コースになっており、石の山がいくつもありそれを見守るように地蔵菩薩が立っています。

新潟県 佐渡市


新潟県の佐渡市にある観光スポットの1つに賽の河原があり、子供の霊を祀る信仰地となっています。三途の川はなく、海沿いに多くの石が積まれています。自然にできた海食洞穴の中には石地蔵が無数にならんでいて、あの世とこの世を繋ぐ場所と言われています。

長野県 御嶽山(おんたけさん)


長野県と岐阜県の境にある御嶽山は、2014年に噴火をしたため未だ入山規制がある活火山です。7合目付近までは車やロープウェイで行くことができるため、日帰り登山をすることができます。山頂に行くことはできませんが、賽の河原を見ることはできます。高山植物が群生している広大な平原に小石が積み上げられた塔や仏像があります。

山梨県 大菩薩峠(だいぼさつれい)


山梨県の大菩薩嶺に賽の河原と呼ばれている場所があります。標高2,000mの更に上にある賽の河原には、多くの石が積まれている場所が数ヶ所あります。

島根県 加賀の潜戸(かかのくげど)


島根県のパワースポットとして有名な加賀の潜戸は、死者の国の入口と言われています。潜戸は、新潜戸と旧潜戸に分かれていて、新潜戸は長さが200メートルもある美しい洞窟として知られています。一方旧潜戸は、別名「賽の河原」と呼ばれていて無数の積み石や人形、お供え物やお地蔵様が祀られています。

島根には、縄文時代から弥生時代にかけて、海人族(あまぞく)と呼ばれる集団がいました。海人族の女神たちは、旧潜戸で子供を産み育てていました。中には幼くして命を落とした子がいたため、そこに埋めて小さい石の塔を積んだことが始まりと言われています。その習慣が今でも受け継がれて、全国の亡くなった幼児の魂が集まる場所となっています。

賽の河原を訪れる際に気を付けること

ご紹介したように、日本全国に「賽の河原」と呼ばれている場所がいくつか存在しています。賽の河原は、三途の川を渡ることを許されず子供が苦行を強いられている場所なので、訪れないほうが良いのではないかと考える方もいらっしゃるでしょう。しかし、信仰の対象にもなっている場所なので恐れる必要はありません。

観光スポットとなっている場所がほとんどで、多くの人が訪れます。また、お地蔵様や仏像が置かれているので、子供を亡くした方が供養のために訪れることもあります。積まれている小石にむやみに触ったり、崩したりすることはせずにマナーを守ってお参りしましょう。

三途の川とは?

三途の川の由来


賽の河原の先には三途の川という川があります。臨死体験をした人が「三途の川を見た」、「その川を渡ってはいけないという声がした」などと言います。三途の川は、現世である此岸(この世)と悟りの世界である彼岸(あの世)を分かつ境界線と言われています。三途の川は仏教に由来するものです。三途の川の由来は仏教の世界観における六道のうちの三つ「餓鬼道(がきどう)」、「畜生道(ちくしょうどう)」、「地獄道(じごくどう)」から来ていると言われています。現世で犯した罪の重さによって、三通りある深さの川のうちどの川を渡るのかが決まります。

三途の川の渡り方


三途の川の川幅は400キロ以上もあると言われており、東京―神戸間と同じくらいの距離です。死んだ人は、罪の数によって渡る場所が異なります。

(1)生前罪がなく善人だった場合
罪がなく善人であった場合は、上流の浅瀬を渡ることができます。金銀七宝で作られた橋を渡り、難なく三途の川を渡ることができます。

(2)生前罪が軽い人だった場合
罪が軽い人であった場合は、三途の川を自力で渡らなければなりません。ただし、罪が軽い人なので浅瀬を渡ることができます。

(3)生前重罪を犯した人の場合
重罪人の場合は、三途の川の下流にある強深瀬(ごうしんせ)と呼ばれる難所を渡らなければなりません。川の流れは速く上流から大きな石が流れてきます。浮き上がると鬼に矢で射貫かれ、沈むと下には大蛇が待ち受けています。重罪を犯した人は、何度死んでも生き返りながらこの難所を渡り切らなければなりません。

罪が軽かった場合、六文銭を船頭さんに渡すことで三途の川を船で渡ることができるとも言われています。そのため、亡くなった人の棺に渡り賃を入れる習慣がある地域が未だ残っています。六文銭を持っていても罪のない人は橋を渡ることができ、罪深い人は船に乗ることはできずに難所を泳いで渡らなくてはなりません。

日本の三途の川

青森県の正津川の他にも、三途の川と呼ばれる川が存在します。群馬県甘楽郡甘楽町にある利根川の支流に「三途川」という一級河川が存在しています。三途川にかかる三途橋のたもとには、姥子堂(うばこどう)があり、中には奪衣婆像(だつえばぞう)が祀られています。同じく、千葉県にある二級河川の一宮川(いちのみやがわ)水系に三途川があります。

世界の三途の川

世界にもこの世とあの世の間を流れているとされる川があります。

ギリシャの三途の川


ギリシャでは現世と来世の間にステュクス川という川があると言われています。ギリシャ神話の登場する半神半人のアキレスが不死身になるために浸された川がステュクス川です。ステュクス川を渡るためには、渡し守カロンに1オロボスの渡し賃を払わなければなりません。そのため、ギリシャでは死んだ人の口に1オロボスのお金を入れる風習があります。「三途の川の渡し賃6文銭」の話と類似しています。

北欧の三途の川


北欧では、ヨル川があの世へ行くための川と言われています。ヨル川には金が敷き詰められている橋がかかっています。橋の番をしているのは、モットグットという美しい巨人の少女です。

ペルシャの三途の川


古代ペルシャでは、この世から浄土の入口まで「チンバット橋」と呼ばれる長い橋がかかっているとされていました。チンバット橋の長さは、渡る人の罪の深さによって異なるため、善人が渡る時は橋の幅が広くなり、悪人が通る時には糸のように細くなります。橋の下には地獄があり、罪深い人は橋を渡ることができずに、地獄に堕ちるのです。

まとめ

賽の河原は三途の川の手前にあり、親よりも先に亡くなった子供達がいて、石を積み上げて石像や石塔を作っています。できあがる前に鬼がやってきて壊してしまうため、子供達はまた最初から石を積み上げていきます。そこにお地蔵様が現れて、子供達を開放してくれます。お地蔵様によって子供達も無事に成仏することができるのです。日本各地に賽の河原は実在しています。スピリチュアルスポットとして観光地になっている場所もあるので、訪れてみてはいかがでしょうか。

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