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香典返しの「掛け紙」とは?

香典返しの「掛け紙」とは?

通夜や葬儀、法要の参列者や香典をいただいた方へ、無事法要を終えることができたという報告とお礼の気持ちを込めて、忌明けに香典返しを贈ります。その際、香典返しに掛け紙をします。
掛け紙は、のし紙とは全く別のものであり、喪主は掛け紙とのし紙の使い方やその違いを事前に知っておくことが重要です。
掛け紙とのし紙は何が違うのでしょうか。掛け紙を使う場面や、その正しい使い方について解説します。

【目次】

■「掛け紙」とは?「のし紙」との違いは?
■掛け紙はどこで購入できるの?
■掛け紙の選び方
■掛け紙の表書きを書くときのポイント
■表書きの墨の濃さ
■掛け紙の「内掛け」と「外掛け」も意識しよう
■まとめ

「掛け紙」とは?「のし紙」との違いは?

「掛け紙」と「のし紙」の比較 香典返しに巻く紙の正式名称は「掛け紙」です。
掛け紙には「のし」がついておらず、白黒の水引だけが印刷されています。のしがついていないため、のし紙ではなく「掛け紙」といいます。掛け紙は、弔事に使用します。

お歳暮など贈り物を購入したお店で「のし紙はどうなさいますか?」と尋ねられることがあります。これは、香典返しの可能性もあるため「掛け紙」で正しいかどうかの確認をする意味合いも含まれています。掛け紙の正式な使い方は、品物に掛け紙を掛けてその上に水引を結びます。現在は簡略化されることが多く、水引だけが印刷された掛け紙を使うことがほとんどです。

のしとは、あわびを薄く伸ばした「熨斗鮑(のしあわび)」のことを指しています。昔は、縁起物として贈り物に添えていました。その後、昆布や紙が代用されるようになり、現在では多くの場合、印刷されたものが使用されています。

のし紙は、熨斗と水引が印刷されたものが主流になっています。のし紙の水引は紅白で、のしがついており、慶事の際に使われます。

掛け紙はどこで購入できるの?

掛け紙は、ホームセンター、100円ショップ、量販店、小売店、ネット通販等で購入することができます。同じチェーン店でも店舗によっては置いていない場合があるため、事前に確認しておいたほうが、スムーズに購入できます。
香典返しをデパートやオンラインショップ、香典返しカタログ等で購入する場合は、サービスで巻いて発送してくれることがほとんどです。

掛け紙の選び方

ここでは「掛け紙」の選び方を説明します。「掛け紙」は、宗教や地域によって使用するものが異なります。失礼のないように、状況に合わせて正しいものを選びましょう。

 ・仏事全般の掛け紙
 ・仏式の掛け紙
 ・関西~西日本で使う掛け紙
 ・神式・キリスト教の掛け紙

上記のように、状況に合った選び方を解説していきます。

仏事全般の掛け紙


仏事全般として使用される掛け紙は、水引は黒白の「結び切り」が印刷されたものを選びます。黒白の結び切りの水引には、弔事が何度も繰り返さないようにという意味です。
結び切りと同様に、ほどけにくい「あわじ結び」が使われることもあります。あわじ結びは、一度結ぶと端をひっぱっても解けないことから「繰り返さない」という意味があります。ちなみに、あわじ結びは慶事と弔事のどちらでも使われる結び方です。
「蝶結び(花結び)」が印刷されたものは、香典返しには不適当です。蝶結びは簡単にほどけ、再度結ぶことができることから、何度繰り返してもよい慶事に用いられるものです。

仏式の掛け紙


仏式では、白黒5本の結び切りの水引が印刷されたものに蓮の絵柄が入ったものを使います。蓮は極楽浄土にあるものと考えられているため、蓮の絵柄が入ったものを使えるのは仏式の時のみです。

関西~西日本で使う掛け紙


関西~西日本、北陸地方の一部の地域では、水引は黄白の結び切りのものを使用するところもあるようです。蓮の絵柄が入っているものという点は、仏式と同じです。

神式・キリスト教の掛け紙


神式では、地方によって掛け紙が異なります。東日本の場合は、双銀または黒白5本結び切りの水引をします。逆に西日本の場合、双銀または黄白の5本結び切りの水引が印刷された掛け紙を使用します。神式は五十日祭または三十日祭の後に、仏式でいう香典と同じ意味合いの弔慰金にお返しをします。
また、キリスト教では忌明けに相当するものはなく、お返しの贈り物に関する決まりもありません。一般的には、1ヶ月目の昇天記念日(しょうてんきねんび)に納骨を済ませてから、品物を添えて贈っています。

掛け紙の表書きを書くときのポイント

次に、掛け紙の表書きのマナーを紹介します。

 ・仏事全般の表書き
 ・仏式の表書き
 ・関西~西日本で使う表書き
 ・神式・キリスト教の表書き
 ・その他法事の引出物の表書き

掛け紙に書く表書きは地域や宗教によって異なり、地域や宗教に合わせた書き方をしましょう。

仏事全般の表書き


仏事全般の表書きの場合、水引の上に書く文字は「志」です。香典返しの掛け紙の書き方は、水引の上に贈り物の目的を書き、水引の下には送り主の姓を書くのが一般的です。故人と喪主の姓が異なる場合には、関係性や続柄などを記すとわかりやすくなります。表書きをする際は、文字が水引に重ならないようにしてください。
「志」は宗教や宗派を問わず使用することができるので、覚えておきましょう。

仏式の表書き


仏式の掛け紙の書き方は、忌明け法要後や三十五日忌の香典返しの掛け紙には「志」と書きます。水引の下の名前は、姓のみまたは〇〇家と書きます。近年では、喪主の氏名を書くこともあります。

関西~西日本で使う表書き


関西から西日本の一部の地域では、水引の上に「満中陰志(まんちゅういんし)」または「忌明志(きめいし)」と書きます。満中陰志とは、四十九日の忌明けを迎え故人が無事に成仏をしたということを意味する言葉です。そのため、一周忌や三回忌など四十九日の忌明け以外は「満中陰志」と書くことはできませんので、ご注意ください。
主に関西地方では「満中陰志」を使用し、「忌明志」は京都で使用されることが多い模様です。

神式・キリスト教の表書き


神式の場合は志、偲び草、偲草、しのび草、五十日祭と書きます。これは、東日本と西日本共通の書き方です。
キリスト教の場合は、主に「カトリック」と「プロテスタント」の2つに分かれていますが、どちらも「昇天記念日」と書き、感謝、偲び草、感謝のいずれかを表しています。キリスト教の場合、基本的に水引は使用しません。

その他法事の引出物の表書き


法要の引出物では「粗供養(そくよう)」「供養志(くようこころざし)」と書く場合があります。いずれも意味は「ささやかな供養の品」です。

表書きの墨の濃さ

弔事の際は薄墨が良いという考えのほうが多いため、薄墨で書いたほうが無難です。香典返しの掛け紙は薄墨が良いという考え方と、四十九日を過ぎたら濃墨のほうが良いという2つの考え方がありますが、地域によって決まっている場合もあるため、事前に詳しい人に確認すると良いでしょう。
必ず掛け紙に書く文字の濃さは統一させ、掛け紙の水引より上の部分を濃墨、名前を薄墨で書くようなことは避けましょう。

掛け紙の内掛けと外掛けも意識しよう

掛け紙には、「内掛け」と「外掛け」の2種類があります。

掛け紙の「外掛け」とは?


外掛けは、包装紙の上に掛け紙を掛ける方法です。外掛けの特徴は、誰がどういう贈り物をしたのかということが一目見てわかるのが利点となります。主に、結婚祝いや出産祝いなどといったお祝い事に適しています。

掛け紙の「内掛け」とは?


内掛けは、掛け紙をした上から包装する方法です。香典返しといった弔事だけでなく、病気の快気内祝いや結婚の内祝いなどに用いられます。
のしの場合、お祝いの気持ちを控えめに表現したい場合には内掛けが適しています。


香典返しでは、一般的には内掛けが適しています。内掛けですと表書きが見えずに済みますし、配送の際に掛け紙が破れたり汚れたりする心配がありません。逆に持参して手渡しをする場合には、外掛けが適しています。
宗教や地域による違いはありませんが、迷ったときは「掛け紙」の購入店で尋ねることをおすすめします。

まとめ

「掛け紙」と「のし紙」には、大きな違いがあります。香典返しの場合は、のしがついていない「掛け紙」を使用しましょう。オンラインショップやギフトカタログを利用すると、サービスで「掛け紙」を巻いてくれますが、送る側としての基礎知識をしっかり押さえておくと安心です。「掛け紙」にはそれぞれ種類があるため、宗教やお住まいの地域の習わしに合ったものを選んでください。

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