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新盆の飾り方は普通のお盆の飾り方と何が違う?

新盆の飾り方は普通のお盆の飾り方と何が違う?

親戚や知人など、他のお盆行事に参列した経験はあるものの、いざ自分たちが初めてのお盆(新盆)を迎えると、一体何から準備をはじめたら良いのか分からないことだらけです。新盆の飾りつけも、普通の飾りつけとは異なり、住んでいる地域の風習、信仰する仏教の宗派によってもさらに変わってきます。新盆を迎える遺族の方のために、新盆の飾り方について詳しく紹介いたします。

目次
■新盆とは
■新盆の飾りについて
■基本形の新盆の飾り方
■宗派ごとの新盆の飾り方

新盆とは

新盆(にいぼん)とは、故人が亡くなってから四十九日後に迎える初めてのお盆のことで、「あらぼん」とも言います。初盆(ういぼん)という呼び方もありますが同じことを意味します。一般的なお盆と同じ時期でもある8月13日~8月16日(地域によっては7月13日~7月16日)に執り行われますが、もしこの時期、まだ四十九日が終わっていないなら、新盆は翌年に行われることになります。

通常のお盆では、故人の家に親戚が集まって仏壇に手を合わせ、みんなで菩提寺へお墓参りに行くのが一般的です。一方、新盆は初めてのお盆で、「故人が亡くなってから初めてこの世に戻って来る…」という考え方から、通常のお盆よりも盛大に行われます。家族や親戚だけでなく、故人と親交があった友人や知人を招きます。先祖の墓がある菩提寺(ぼだいじ)や法要会館、あるいは自宅に僧侶を招いて、読経をしてもらったり、参列者にお焼香をしてもらったりなどをし、法要後には会食の場を設けて、故人の在りし日を偲びます。

新盆で準備すべき内容は分かったものの、「はじめてのお盆で何から準備すれば良いのか分からない…」というのが本音ではないでしょうか。新盆に必要な準備を全て遺族で行うのは限界があります。また、葬儀と同様、新盆を行う上でも守るべきマナーがあります。その全てを遺族側で一つ一つ覚えて、マナーが守れているか自分たちでチェックするのも大変手間がかかります。

創業80余年、年間10,000件以上の施行実績を持つ公益社では、新盆に必要な白提灯の準備から、法要のスケジューリング、当日の運営までを全てサポートしています。法要マナーも全部覚えなくても、スタッフが分かりやすく丁寧にお伝えします。初めてのお盆で法要も必要になりますので、全て自分たちで行おうとせず、葬儀のプロにお任せした方が 安心です。

新盆の飾りについて

新盆では、新盆の時にだけ飾る「白提灯(しろちょうちん)」というものがあります。通常のお盆では、絵柄の入った盆提灯を飾りますが、新盆では白提灯を飾ります。どうして「白」なのでしょうか?

白提灯を飾る行為には、「清純無垢な気持ちで故人の霊を迎える」という意味が込められています。また、故人が初めてこの世に戻ってくるお盆ですので、「迷わず無事に家に帰って来ますように…」、という道しるべの役目もあり、ご近所の方へ「新盆を迎えている」ことを知らせる意味もあります。白提灯は、玄関や軒先、仏壇の横に吊るすのが一般的ですが、現在では畳や床の上に置くタイプもあります。

また、昔は親族から白提灯が送られる習慣がありました。しかし、ここ最近では白提灯そのものではなく5,000円~10,000円位を「御提灯料」として包み、新盆を務める遺族が代表して用意するケースが増えています。提灯にも「真っ白なタイプ」「表面に透かし模様のあるタイプ」「家紋を入れるタイプ」があります。家紋を入れるタイプを選ぶなら、家紋を入れる時間が必要になりますので早めに依頼しましょう。

マンションの新盆の飾り方

一戸建てのように、大きな仏壇が置けないマンションや、アパートの場合はどうすれば良いのでしょうか?小さなスペースしか確保できない場合、部屋のサイズに合わせて精霊棚を作りましょう。提灯に火をともして「迎え火」を無理にしようとすると、「火災報知器」が作動して大事にもなり兼ねません。部屋の中に置くのは避けて、ベランダに提灯をさげるなどして対応しましょう。

新盆で準備すべき内容は分かったものの、「はじめてのお盆で何から準備すれば良いのか分からない…」というのが本音ではないでしょうか。新盆に必要な準備を全て遺族で行うのは限界があります。また、葬儀と同様、新盆を行う上でも守るべきマナーがあります。その全てを遺族側で一つ一つ覚えて、マナーが守れているか自分たちでチェックするのも大変手間がかかります。

新盆で白提灯以外に飾る仏具

新盆では、白提灯以外にどんな仏具を飾ったらよいのでしょうか。実は白提灯以外では、通常のお盆と大きな違いはありません。「でも、初めてのお盆なので、何を飾ればよいのか分からない…」という方も多いでしょう。新盆では主に以下のような仏具を飾ります。

●新盆に飾る仏具
・位牌(普段は仏壇の中にしまっている位牌を取り出して飾ります)
・線香・香炉(線香立てと線香を置きます。香炉はいつも使っているものを用意します)
・焼香用の香炉・香木等(法要時、参列頂いた方用の香炉・香木を用意します)
・燭台・ろうそく(ろうそくとろうそくを立てる台を用意します)
・りん・りん棒(読経の際に使用します)

新盆で供える食べ物・植物

精霊馬と精霊牛


食べ物を使ったお供え物でよく知られるのが、精霊馬(しょうりょううま)と精霊牛(しょうりょううし)です。これは、お盆の時期、故人があの世とこの世を往来するための乗り物として飾ります。精霊馬は、きゅうりに割り箸または爪楊枝をさして足を作って馬に見立て、「馬に乗って早く帰って来ますように」という意味が込められます。また、精霊牛はナスビを使って、馬と同じような作り方で飾り、「帰りは牛に乗ってゆっくりとお帰り下さい」との願いが込められます。

新盆に供えるその他の食べ物や植物


故人の霊をもてなす食べ物や植物として、精霊馬や精霊牛の他にも以下のようなものを供えます。

・仏飯(仏様に炊きたてのご飯を供えます。ご飯の盛り方は宗派によって異なりますのでご確認ください。)
・水の子(器に蓮や里芋の葉を敷き、研いだお米の上にナスビときゅうりを盛って水に浸したものを供えます。)
・果物や野菜(桃・ぶどう・メロン・トウモロコシ・スイカ・トマト・レンコンなど。)
・そうめん(あの世とこの世を往来する馬や牛の手綱に見立てたそうめんを供えます。)
・お団子(初盆は白団子が一般です。お団子は毎日取り換えるようにしましょう。)
・ほおずき(故人が無事にお盆を過ごせますようにと提灯代わりに使用します。)
・生け花(つるや棘のある花は縁起が悪いので避けた方が良いですが、故人が好んでいたものであれば構いません。)
・みそはぎの花(みそぎの意味合いを持ち、悪霊払いをする植物として飾ります。)
・あかみず(仏様に供える水のことで、悪霊を払う意味が込められます。水道水を使っても構いません。)

新盆のお供え物の飾り方

新盆では、お供え物をどのように飾れば良いのでしょうか。これも、通常のお盆と大きな違いはなく、「精霊棚(しょうりょうだな)」を作って飾る形式となります。精霊棚とは、故人の霊をお迎えするためにお供え物を飾る棚で、別名「盆棚(ぼんだな)」とも呼びます。昔は仏壇ではなく、どの家庭でも故人の霊をお迎えする「祭壇」として庭先や座敷に設けていましたが、現在では仏壇の前に作るのが一般的になりました。

精霊棚に飾る仏具やお供え物は、お盆の期間中に飾りますので、7月13日~16日、または8月13日~16日までとなります。前日の12日の夕方から遅くとも13日の朝までには飾りつけを終わらせます。後片付けは、お盆が終了後(故人をあの世へお見送りした後)の16日の夜、または17日中に行います。

「初めてのお盆のため、精霊棚をどうやって作れば良いのだろう…」と思う方も多いのではないでしょうか。精霊棚の作り方は、住んでいる地域の風習、宗派、あるいは部屋の広さによって変わってきますが、ここでは一般的な作り方について紹介します。

●一般的な精霊棚の作り方
1.仏壇の前に置いてある経机(読経の際に経典をのせる机)に、まこも(まこもで編んだゴザ)を敷いて祭壇を作ります。
2.仏壇の中にある位牌を取り出し、祭壇の真ん中に置いて、精霊馬、精霊牛、水の子、みそはぎの花、香炉、おりん、果物を並べます。
3.精霊棚の脇にお盆用の提灯を置いて灯りをともします。

宗派ごとの精霊棚の作り方

浄土宗


浄土州の場合は、精霊棚にまこも(イネ科マコモ属の多年草)で作ったゴザを敷いて、位牌、ご本尊、仏具、野菜、果物などを置きます。お供え物は、故人の嗜好品は置かないのが浄土宗の特徴です。仏壇から位牌とご本尊を出して精霊棚に飾りますので、飾っている期間中、仏壇の扉は閉めるようにしています。

浄土真宗


浄土真宗では、その開祖、親鸞聖人の教えで、「人は死後は誰でも仏様になり、いつも私たちのそばにいらっしゃる」という考え方があります。したがって、お盆の時だけ特別に精霊棚を作って供養することはしておりません。ただし、盆提灯を飾ることについては制限を設けていませんので、親族から新盆のために白提灯を頂いた場合は、飾ってあげてください。

曹洞宗


曹洞宗では、精霊棚の上にまこものゴザを敷いて、棚の中央にご本尊を配置します。次に位牌を置きますが、位牌がひとつの場合はご本尊の前に、複数なら左右に配置します。位牌の前に仏飯を置いて、その周囲に水の子、水、そうめん、精霊馬などのお供え物を置きます。

日蓮宗


日蓮宗の場合、仏壇の両脇に青竹を立てるのが特徴です。仏壇の最上段の中央には日蓮大聖人の像を置き、その奥に曼荼羅をかけます。最後に仏壇の手前に精霊棚を配置します。

真言宗


真言宗では、仏壇の前に精霊棚を置いてゴザを敷いて、その上に位牌、精霊馬などを置きます。真言宗の中で最も大きな特徴は、お供え物に精進料理が含まれていることです。実際に食べられるように盛り付けられ、果物などは皮をむいて一口大のサイズにカットし、箸は仏壇の前に向けて置きます。精進料理を供えるのは真言宗のみで、他の宗派にはありません。

神道


精霊棚の飾りは、仏教における供養行事の形式ですが、神道でも仏教の新盆にあたる、新盆祭・新御霊というものがあります。仏教と同様に飾りつけを行いますが、飾り方が次のように異なります。

●神道の飾り方
・お供え物として日本酒、塩、海鮮物なども置く
・祭壇を北向きに置かない
・13日に「迎え団子」を、15日に「送り団子」として白団子を置く


精霊棚を作るにしても、このように住まいの環境や宗派、地域の風習などによって作り方が変わってきます。新盆の準備も含めて全て自己流で進めても、「本当にこのやり方で良いのか…」「参列者が来てもきちんと対応できるのか…」ちょっと心配になってしまいます。

また、新盆では法要の準備も行わなければなりません。法要は自宅や菩提寺で行うこともできますが、多くの参列者が集まります。最近では、人が多く集まる場所での、コロナウイルスの感染予防にも注目が集まっています。その対策も遺族で全部行うにも不安が残ります。公益社では法要・法事が行える自社会館を保有しており、ご希望の合ったエリアの会館をご紹介しています。

法要の経験が豊富な葬祭ディレクターが270名も在籍しており、遺族側のご希望に応じた法要の運営を行います。法要のスケジューリングから当日の運営、コロナ対策まで全てサポートしていますので、法要を行うなら葬儀のプロにお任せするのが安心です。

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