火葬とは?火葬について知っておきたい手続き・マナー・料金について|葬儀・お葬式…

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火葬とは?火葬について知っておきたい手続き・マナー・料金について

火葬とは?火葬について知っておきたい手続き・マナー・料金について

日本では、亡くなった方のほとんどのご遺体が火葬されます。火葬するためには、手続きが必要であることをご存じでしょうか。葬儀が必要になった場合、専門家である葬儀社がサポートしてくれますが、ご自分で知っておくともしもの時に安心です。本記事では、火葬についての手続きや料金、マナーについてご紹介します。

目次
■火葬とは
■火葬の手続き
・火葬に関するルール
・火葬に必要な届け出
■火葬場に持って行くもの
■火葬の流れとお骨上げ
・火葬に参列する人
・納めの式
・お骨上げ
・精進落とし
・お骨上げの地域による違い
・分骨を希望する場合
・骨上げしない場合
■棺に入れられるもの・棺に入れられないもの
・棺に入れられるもの
・棺にいれられないもの

火葬とは

火葬とは、ご遺体を焼却して残ったご遺骨を葬るという葬法のひとつです。現代の日本では、ほとんどのご遺体が火葬されます。しかし、火葬の歴史はそう長くはなく、一般的になったのは明治時代以降といわれています。明治時代以前は、火葬されるのは貴族や公家などの身分が高い人が中心でした。一般庶民は火葬されずに土葬を行っていましたが、明治時代に発令された「伝染病予防法」によって、都市部での土葬が禁止され、火葬文化へと変わっていったのです。土葬は現在も法律で認められていますが、地方自治体によっては条例で禁止されている場合が多く、土葬許可は下りにくくなっています。火葬が行われると、骨上げの儀式を行って、ご遺骨を骨壺に納めます。

火葬の手続き

火葬に関するルール


火葬を行うためには、いくつかのルールがあります。日本では死亡が確認されてから24時間以内の火葬は、法律で禁止されています。すぐに火葬ができない理由として、24時間以内であれば蘇生する可能性があるからです。日本での事例はありませんが、外国では死後蘇生したというニュースが時々報じられます。

火葬に必要な届け出


火葬を行うためには、火葬許可証が必要です。故人が住民票登録をしている自治体に、「死亡届」と「死亡診断書」、「火葬許可申請書」を提出する必要があります。火葬許可申請書は、役所に備え付けてあり、火葬の届け出は、戸籍関係の部署が担当。年末年始や大型連休も稼働しています。(火葬許可証は申請後すぐに発行)火葬場で必要になるので、大切に保管しておきましょう。

実際に火葬を行う際に火葬場に提出すると、「火葬済み」の印が押されて戻ってきます。「火葬済み」の印が押された火葬許可証は、埋葬許可証になります。(埋葬許可証は、埋葬する日に必要)遺骨を埋葬する時期は、地方やそれぞれの事情によって異なり、いつまでに埋葬・納骨しなければならないという期限はありません。四十九日や一周忌に納骨する方が多いのですが、法律などはありません。

埋葬許可証を紛失してしまうと埋葬ができなくなってしまうので、大切に保管しましょう。万が一紛失してしまった場合には、発行から5年以内であれば発行した自治体から再発行が可能です。火葬許可証の発行は、葬儀社が届け出を代行してくれます。ご遺族の負担を軽減するためにも葬儀社にお願いするとよいでしょう。

●火葬にかかる費用の項目
・火葬料…遺体を火葬するための費用です。火葬料は、火葬場が公営か民営か、また遺体の年齢によって異なります。
・待合室使用料…火葬には約2時間程度かかります。待合室使用料は火葬を待つ間、参列者と共に故人を偲びながら待つための部屋の使用料です。
・骨壺代…骨壺は、遺骨を納めるためのものです。素材や大きさによって金額が異なります。火葬料に含まれている場合もあります。

●火葬場の料金(公営と民営)
火葬場は、自治体が運営している公営と民間企業が運営している民間の2種類があります。火葬場の料金は、公営と民営では違いがあります。

・公営の火葬場
公営の火葬場の利用料金は、0円~六万円程度です。内訳としては、火葬料が0円~五万円が一般的です。公営の火葬場は地方自治体によって運営されているため、故人が住民票登録をしている自治体であれば、無料で火葬を請け負ってもらえるところもあります。火葬場は、住民票登録をしている自治体以外の場所でも利用することはできますが、料金が割高になる場合がほとんどです。火葬場での待合室の使用料は、0~一万円で、骨壺は一般的なもので四千円前後となります。

・民営の火葬場
民営の火葬場の利用料金は、五万円~十万円程度と公営に比べると少し金額が上がります。内訳は、火葬料が四~十万円で、待合室の料金は二万円程度。骨壺料金は一万円前後が多くなっています。公営の火葬場と異なり、地域やグレードによってかなりの差があります。場所によっては公営と同じくらいの料金のところもあります。民営の火葬場の多くはグレードを設けていて、グレードが高くなるとその分料金も高額になる傾向があります。

火葬場に持って行くもの

火葬場へ持って行くものは、宗教や地方によって違いがありますが、仏式の場合の一般的な持ち物を紹介します。
・火葬許可証…火葬に必要な届け出の項目でご説明させて頂きましたが、火葬場には「火葬許可証」を持って行きます。自治体に発行してもらった火葬許可証がないと火葬を行うことはできませんので、忘れないように持って行きましょう。

・位牌…位牌は故人の魂が宿る大切なものですので、仏式の場合は火葬場へ持って行きます。位牌は喪主が持って霊柩車に乗るのが一般的です。神式の場合には、「霊璽(れいじ)」と呼ばれる位牌に代わるものがあります。霊璽は、火葬場へは持って行きません。

・遺影…位牌と同様に遺影も火葬場へ持って行きます。

火葬の流れとお骨上げ

火葬に参列する人


葬儀・告別式が終わると、出棺の準備に入ります。お別れのお花を入れた棺にふたをして火葬場へ向けて出棺します。火葬場に参列するのは、葬儀・告別式に参列した方全員ではありません。火葬場へは、喪主・親族・故人と特に親しかった人が参列し、他の参列者は葬儀会場で出棺の見送りをして解散となります。どうしても火葬場へ同行したいという方は、ご遺族に相談してみましょう。もし、遺族から辞退してもらいたいと伝えられた場合は、無理にお願いすることは避けて下さい。火葬場へ行く人は地域によっても異なりますので、確認しておくとよいでしょう。

火葬場への移動は、一般的には車で向かいます。霊柩車に乗る人は定員数にもよりますが、一般的には位牌を持った喪主が同乗します。乗車可能であれば、他の遺族も同乗します。地域によっては、先頭を走る霊柩車には喪主を同乗させないというところもあります。霊柩車に乗らなかった人は、マイクロバスなどで火葬場へ移動します。

納めの式


棺を炉の前に安置して「納めの式」を行います。僧侶の読経が始まり、喪主、遺族、親族、友人の順に焼香を行います。参列者全員の焼香が終わると、全員で合掌します。納めの式が終わると、は火葬炉へ運ばれ火葬されます。火葬の時間は故人の年齢や体型、副葬品によって異なりますが、1~2時間ほどかかり、その間、参列者は待合室で静かに待ちます。

お骨上げ


お骨上げ(おこつあげ)とは、火葬された遺骨を骨壺に納めることです。骨揚げ(こつあげ)とも言います。火葬を行っている間、参列者が控室で待機していると「まもなく収骨となります」という案内があります。収骨の案内があったら、参列者は収骨室へ向かい収骨室で「お骨上げ」を行います。

お骨は骨揚げ台に乗せられているので、二人一組になり竹の長い箸を使ってお骨を同時に拾い上げて、骨壺に納めて行きます。箸は、竹以外に桃や桑の木で作られたものを使用することもあります。お骨拾いを箸で行うのは、この世からあの世への箸渡し(橋渡し)の意味があるからです。

お骨上げは喪主が最初に行います。お骨は下半身から上半身へ向かって拾い、親族から血縁の濃い順に足、腕、腰、背、ろっ骨、歯、頭と進みます。最後に喪主がのど仏を拾って、骨壺のいちばん上に置きます。お骨上げは係員の指示に従って行いましょう。お骨上げは地域によって納め方などに違いがあります。

お骨上げが終了すると、白木の箱に骨壺を入れて、錦袋(きんたい)という布のカバーをかけて遺骨が渡されます。箱の中には、骨壺と一緒に火葬済みの証明印鑑が押印された火葬証明書が入っています。火葬証明書は、埋葬許可証になりますので、絶対に無くさないようにきちんと保管するようにしましょう。

故人が骨になった姿を見ることに抵抗があるという方や、子供に見せたくないという方は、辞退しても失礼にあたりません。お骨上げを辞退したい方は、無理をせずに葬儀社や火葬場の方へ相談しましょう。また、火葬後の遺骨や台車は高熱になっています。火傷をする恐れがありますので、注意しましょう。

精進落とし


火葬が終わった後、「精進落とし」という会食を行います。精進落としは、参列者や僧侶に対する感謝の気持ちを表すために食事です。お酒を交えながら、故人の思い出話をしましょう。精進落としの時間は、1時間~2時間程度でお開きにするのが一般的です。

お骨上げの地域による違い


お骨上げには全ての骨を骨壺に入れる「全収骨」と一部の遺骨を入れる「部分収骨」の2種類あります。主に東日本では全収骨を行い、西日本では部分収骨を行う場合があります。部分収骨の場合、骨壺に納めなかった遺骨は共同墓地へ納められます。全収骨をする地域と部分収骨をする地域では骨壺の大きさも異なり、全収骨は骨壺が6寸(約18㎝)から7寸(約21㎝)と大きめで、部分収骨は3寸(約9㎝)から5寸(約15㎝)までの小さめの骨壺を使用することが多いです。葬儀・火葬を行う地域と納骨する地域が異なる場合は、骨壺がお墓や納骨堂に入らない可能性があるので、事前にサイズの確認をしておくと安心です。

分骨を希望する場合


分骨をして埋葬をする場合には、分骨証明書が必要です。分骨を希望される場合には、あらかじめ葬儀社に伝えておくと手続きがスムーズです。分骨した遺骨を埋葬したい方は、火葬場で分骨用の火葬証明書を発行してもらいましょう。後から遺骨を分けることもできますが、証明書が必要となるため収骨の際に手続きをしておくことをお勧めします。

骨上げしない場合


原則としてはお骨上げが必要です。しかし、遺骨を引き取らないという選択ができる火葬場もあります。遺骨不要の申し出を行い、書類に記入するなどの手続きをすればお骨を放棄することができ、火葬場で処分をお任せすることができます。ただし、一度遺骨放棄をすると撤回することができません。トラブル防止のために、遺族の間でしっかりと意思確認を行ってから遺骨放棄をすることをすることをお勧めします。

棺に入れられるもの・棺に入れられないもの

棺の中には、故人が生前愛用していたものや、生花などの副葬品を納めることができます。しかし、棺の中に入れられるものと入れられないものがありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。

棺に入れられるもの


棺に入れられるものとして一般的なのが生花です。祭壇に飾られていた生花を顔周りが華やかになるように納めます。ぬいぐるみやマスコットなども大きいものでなければ入れることができます。お孫さんからのお手紙や折り紙で作ったものなど、薄手の紙製品も燃えやすいので入れることが可能です。

棺にいれられないもの


●燃えると有害物質を発生する物
プラスチック製品や発泡スチロール、ゴム類などは燃焼すると有害物質を発生するため棺に入れることはできません。

●水分が多いもの
お酒など水分が多いものは入れることができません。ビンや缶ではなく紙製であれば入れる可能な場合があるので、火葬場のスタッフに相談してみましょう。

●燃えずに溶けるもの
金属やガラスなども入れてはいけません。時計や入れ歯なども棺に入れることはできませんが、火葬後に骨壺に入れることは可能です。ビニール製のものや革製品などは、溶けて遺体についてしまうことがあるため、棺に入れることは控えましょう。

●その他
ペースメーカーやボルトなど、体内に医療機器や金属が入っている場合には、事前に火葬場のスタッフに伝えて下さい。故人が寂しくないようにと家族写真を入れる方がいらっしゃいます。生きている方の写真を入れるのは縁起が悪いとされていますので避けましょう。

火葬についての知っておきたい手続きの方法やマナー、料金についてご紹介しました。火葬だけでなく葬儀に関するマナーや流れを全て理解するのは簡単なことではありません。年間施行件数1万件以上の公益社にお任せ頂ければ、葬儀前のことから、当日、葬儀後のことまでを経験豊富なスタッフが全てサポートします。

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