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故人の尊厳と遺族の悲嘆に粛として向き合うとき、
エンバーミングの果たす役割は、限りなく大きい。
それはまた、葬祭の未来を開く「鍵」でもある。

代表 中西通
公益社フューネラルサイエンスカレッジ 代表 中西通
 


近年、わが国で急速に普及が進むエンバーミング。
その起源は遥か4000年以上も昔の古代エジプト時代に遡ります。当時は遺体の防腐・保存を目的として伝えられた技術ですが、南北戦争時代の米国では、亡くなった兵士を遠い故郷に運ぶことから、遺体を修復する技術として特に発達しました。また、遺体の保存や修復のほか、エンバーミングには遺体からの防疫という重要な目的もあります。遺体を衛生的にすることで、ご遺族への病気の二次感染を防ぐことができるのです。

 

故人を元気なころの自然な姿に復元し、事故などによる損傷を修復するエンバーミングは、故人の尊厳を守り、遺族の悲嘆を癒すことのできる技術としてわが国でも注目を浴び、年々需要の高まりをみせています。
また遺体を衛生的かつ安全に長期間保存できるため、葬儀までの時間的拘束をなくすことが可能です。
このようにエンバーミングは、故人との「お別れ」に際し、故人の安らかな姿を心に刻みながら心ゆくまで対面できることで、遺族の悲嘆を癒し、悲嘆からの立ち直りを助ける「癒し」の技術でもあるのです。

 

現在わが国で活躍するエンバーマーは、そのほとんどが外国人スタッフで構成されています。
エンバーミングの需要拡大にともない、国内において優秀なエンバーマーの確保が求められる中、当カレッジは、わが国最初の本格的なエンバーマー養成機関として2003年10月に開校。遺族の気持ちや要望を正確に捉え、応えることのできる即戦力の輩出を目的に、また、葬祭を科学の眼で捉えることのできるスペシャリストの養成機関として教育を行っています。

 

当カレッジの基本方針としては、国際的な視野をもち、世界に通用するエンバーマーを養成すること。
葬祭の科学的な理解と考察ができ、遺族のグリーフサポートに大きく貢献できる人材を養成すること。
葬儀の心を理解し、葬祭担当者としてご遺族の満足を得られるようマナーの行き届いた人材を養成すること。
そして、社会人として、教養豊かで信頼される人材を養成すること。以上の4つを掲げています。
当カレッジの門をくぐられる皆様には、葬祭の意義と業界の責務を自覚し、広く社会に貢献できる人材として、また、将来的には葬祭に関するあらゆる知識と技術を身につけた葬祭ディレクターとして活躍していただけるよう期待しております。


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